ローズマリー栽培について知りたい!

家庭菜園

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ローズマリーって散歩をしているとよく見かけませんか?育ててるお家って多いんだろうなと思います。思った以上に種類が豊富なのも特徴です。地植えで栽培はもちろんのこと、プランター栽培や鉢植えにして室内栽培もできます。一家に一つローズマリーはいかがでしょうか。

ちなみに、ローズマリーは丈夫で手間があまりかからないので初心者向けのハーブと言えます。ポイントを押さえて栽培すればはじめてでもうまくいきます!

この記事は次のような方向けです。

・ローズマリーを栽培してみたい人

・ハーブを栽培してみたいが初心者にも簡単なものがあればと思っている人

ローズマリーの主な品種

ローズマリーって庭や畑でよく見かけるけれど、種類があるのかな?

ローズマリーの品種は茎の伸び方から大きく3種類に分けられます。

立性:茎がほぼ垂直に伸びるトスカナブルー、マリンブルーなど。

ほふく性:横に広がって這うように伸びるプロストラータスなど。

半ほふく性(半立ち性)もあります。マジョルカピンク、フォタブルー、モーツァルトブルーなど。

この半ほふく性とほふく性は本などでも分類がはっきりしない部分がありましたので、見られた情報と多少一致しないことがあるかと思います。

ローズマリーを栽培するときに気をつけることは?

ローズマリーの栽培は簡単と言っても、やっぱり気をつけることはあるんだよね?

ローズマリーの水やりに注意が必要です。まず、ローズマリーは地中海が原産なので地中海の気候を思い浮かべてみてください。カラッとしていて晴れているイメージが浮かびませんか?

このことから湿度の高い環境に向かないことがわかります。水やりをするときは、表面が乾いただけでなく、中の方まで全体的に乾いてきたら行います。水やりするときは鉢やプランターであれば下から水が出てくるくらいたっぷりとあげると良いです。

そして、梅雨や雨が続く時に注意しなければいけません。屋内に入れることができるのであれば雨が当たらないようにしてあげたほうが良いです。

あとは葉が繁ってくるとムレにも注意が必要です。剪定して蒸れないように風通しよくすると良いです。また、葉が落ちて溜まっていたら除去しましょう。

ローズマリーの植え替えで気をつけることは?

鉢植えだけれど、鉢が窮屈そうになってきたから植え替えようと思っているんだ。

失敗したくないんだけどどうしたらいいんだろう。

基本的にローズマリーは植え替えが苦手なので、植え替える際には土を崩しすぎないでそのまま一回り大きな鉢やプランターへ植え替えることが必要です。ただ、根腐れを起こしている時には土をほぐして根を切ることもあります。

苦手とは言っても根詰まりを起こして枯れてしまうこともあるので、ローズマリーは適度な植え替えが必要です。鉢植えやプランター栽培だったら植え替えは定期的に行うようにします。1〜2年に1回くらいの頻度で植え替えてあげるようにしましょう。ローズマリーの植え替えに適した季節はです。逆に地植えであれば植え替えの必要はありません。

また、ローズマリーの植え替え後の水のやりすぎに注意が必要です。植え替え後に根が定着する前から水をあげすぎてはいけません。根が定着する前は水を吸い上げず土の湿度が上がってしまうからです。湿度の上昇がローズマリーをダメにしてしまう原因となりかねません。

ローズマリーの冬越し

冬になったら防寒の作業が必要なのだろうか?

ローズマリーには耐寒性があり0℃となっても問題ないので、放って置いても大丈夫です。0℃以下の日が長期に渡って続くような場所だったら室内に入れたり防寒が必要になります。

また、10月〜11月頃には軽く整える感じで剪定をして冬越しの準備をすると良いです。剪定するときは思いっきり切りすぎてしまわないように注意しましょう。冬の間に新しい芽が出るように準備をはじめるので、その手助け程度の剪定で十分です。

ローズマリーの花が咲かない

ローズマリーは綺麗な花が咲くのを図鑑で見たんだけどうちのは咲かないんだ。

剪定するべき時期以外にも剪定しているかもしれません。料理用にカットしている人は注意が必要です。料理に使うからと都度カットしている人は新芽を出る側から収穫してしまっています。花を咲かせたい場合はまとめて剪定の時期にカットすることが大事です。

剪定の時期は春!4月〜6月です(気温15℃〜25℃くらい)。剪定する時には新しい枝は切らないようにします。新しい枝から花が咲くからです。また、剪定はやりすぎに注意しましょう。ローズマリーは木化(木質化)した部分よりも上の緑の部分を少し残してカットすると、そこからどんどん伸びていきます。

また、過保護に水や肥料をやりすぎてはいませんか?水やりは全体が乾燥してからやるようにします。肥料は植え付けの時期にのみ与えるイメージです。水も肥料もローズマリーに関してはほとんどやる必要はありません。肥料はあげすぎると栄養が成長を促すので、葉っぱがたくさん繁っていって花が咲かないままになります。

最後は日当たりが悪くないかです。ローズマリーは日光が好きです。できるだけ日当たりのよい場所におくようにします。日当たりの良くない場所でも育ちますが、日光を好むので日の当たる場所に置いてあげないと花が咲きにくいです。室内でも日当たりの良い場所に置くようにしましょう。

また、屋外においていて気がつかないうちに雨に当たりすぎてはいませんか?気がついたらローズマリーの足元に苔が生えてることもあります。我が家では日当たりは良いはずなのですが気がついたらプランターで苔が生えてました。湿度対策のために苔とりと風通しをよくし直しました。

以上を気をつけているのに全然花が咲かないというときは株がまだ若いという可能性もあります。立性の種類は特に、数年経たないと花が咲かないことがあります。葉を楽しんで、成長を気長に待ちましょう。

とにかく日当たりと湿度と剪定とだけ気にしましょう

ローズマリーは他の家庭菜園に比べると難易度が低く育てやすいです。日当たり、湿度、剪定などのちょっとの管理で元気な姿を楽しめます。ずっと育てていくこともできるのでおすすめなハーブですよ!