紫蘇ジュース(原液)の作り方〜時期はいつ?保存期間は?〜

暮らし

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こんな人はぜひ読んでみてください!

・赤紫蘇がたくさん手に入った人

・赤紫蘇で紫蘇ジュースを作ってみたい人

・紫蘇ジュースを作ったけれど保存期間が知りたい

・紫蘇ジュースが好き!自分で作りたいから時期を知りたい人

紫蘇ジュースはいつつくる?旬の時期が知りたい

赤紫蘇は大体5月下旬頃から7月中旬頃の梅仕事の時期にスーパーに並びます。この時期以外ではほとんど見かけません。「あぁ、もっとたくさん作っておけば良かったな」と思うこともしばしばあります。

赤紫蘇は梅を漬ける時に綺麗な赤色に着色するために1束おおよそ200g〜300gで売られています。値段も一番安い時で100円程、出始めや終わりの頃には250円くらいの価格帯で販売されている気がします。

なので、ジュースにするならば6月終わりから7月初め頃が安くて良いのではないでしょうか。

紫蘇ジュースの作り方①準備するもの

紫蘇ジュースを作る時に必要なものはそんなに多くありません。

道具類はこちら↓

・大きめの鍋

・ざる

・茶こしやコーヒードリッパー

・紫蘇ジュースの保存容器

材料はこちら↓

・赤紫蘇 1束(200g〜300g)

・青紫蘇 3〜4枚(あれば)

・砂糖 600g

・クエン酸 25g (またはレモン汁やリンゴ酢 30〜50ml)

・水2ℓ

大きめの鍋「おすすめはホーロー鍋」

水だけで2リットル入れるようになるので材料も入れるとなると大きめの鍋が必要です。また、クエン酸などを入れますので酸やアルカリに強いホーロー鍋の利用をおすすめします。他の鍋でも作れますが変色してしまう可能性があります。

私は直径22㎝で4ℓ入るホーロー鍋を使用しています。3ℓくらいは入るホーロー鍋がいいのではないでしょうか。

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ざる

持ち手が長いほうが火傷の心配がありません。

あまりに小さいと赤紫蘇が全部入りきらず溢れて危ないです。

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茶こしやコーヒードリッパー

紫蘇を茹でた後に残った液を濾すために必要です。

私はコーヒードリッパーを使用しています。コーヒードリッパーも種類によっては詰まって使いにくいです(去年まではそうでした)が私が現在日常使いしているユニフレームのコーヒーバネットはすごくスムーズに詰まりがなく濾すことができました。コーヒードリッパーひとつでこんなに違うとは驚きです。

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紫蘇ジュースの保存容器

保存容器は2ℓ分くらい必要です。

私は未だちょうど良い保存容器を見つけられていません。なので、毎年いい感じの大きさのペットボトルを利用中です。

金属の蓋がついたものに保存した年もあったのですが、クエン酸を入れているからかサビが少しついてしまいがっかりした記憶があります。

紫蘇

赤紫蘇は1束の量がまちまちだと思いますが、1束でと決めています(スーパーでは大体束にしてくくって袋に入って売られています)。なぜなら私は面倒くさがりな部分があって何グラムと言われると重い腰が上がらなくなってしまうからです。

いつまでも冷蔵庫に保管してしまわず買ってきたらすぐに作ってしまいましょう。なので、1束でOKです。気になる方は250gくらいがちょうどいいのではないでしょうか。

また、青紫蘇はお好みでなのでなくても十分に美味しく出来上がります。しかしあれば3枚4枚入れると風味が良くなります。今日はプランターに勝手に生えてきた青紫蘇のことを思い出して慌てて途中でいれました。

砂糖

私は料理に使う砂糖は白いものを使わないと決めています。なのできび砂糖を愛用しています。ですが家にある砂糖なら何でも大丈夫です。

量が気になる場合は減らしてもいいと思いますが、あっさりした仕上がりになるので少しずついれてみて試飲していくといいと思います。

クエン酸またはレモン汁やリンゴ酢

私はいつもクエン酸を入れます。癖がない味に仕上がります。

しかし、添加物なので気にならない訳ではありません。レモン汁やリンゴ酢でも大丈夫です。入れる量によるのかもしれませんが気持ちフルーティーな仕上がりになる気がします。

日持ちにも関係し、色も鮮やかになるのでどれか一つはいれてください。

ちなみにクエン酸は食用のものとそうでないものがあります。口に入れるものなので食用を選んでください。小さいサイズのものもありますが、日持ちするので何回もリピートする場合はこのくらい大きくてもいいと思います。以前に何回も小袋を買い足したので、私は大きな容器に入ったクエン酸を買って使ってます。いろいろな場面で使いましたが、前回購入分がまだ足りている状況です。

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紫蘇ジュースの作り方②手順はこちら

紫蘇ジュースの作り方は意外と簡単です。

①紫蘇をきれいに洗う

2、3回くらいしっかりと洗ってください。虫や土がついていることがあります。また、場合によっては農薬などがついている可能性もあるので気になる方は特にしっかりと洗ってみてください。

紫蘇を葉っぱだけちぎって使う方法もありますが、茎ごとでOKです。小さくちぎってもいいですが、濾す時に細かい葉がでてきて面倒なので、私はそのまま使います。問題なく美味しいジュースができています。

②お湯を沸かして沸騰したら洗っておいた紫蘇を入れます。

お湯を2ℓ沸かして、沸騰したらしそをそのまま茹でます。5分くらいがちょうど良いです。

この時に青紫蘇もあれば一緒に入れてしまいます。

③紫蘇をざるにあげます

熱いので気をつけて作業してください。少しくらい置いてからでもいいです。ざるを上手に使って水分を絞ってください。

ここで取り出した紫蘇は再利用する方法があるので捨てないで使いきりましょう!

④さらに細かい紫蘇を取り除くためコーヒードリッパーで濾します

先に濾してしまってから次の段階に進んだ方が作業が楽です。

以前は手順を忘れてしまうことがよくありました。この後の工程の砂糖やクエン酸を混ぜてしまってから慌てて濾す作業を思い出すという状態です。しかしフィルターに砂糖かクエン酸かが残るようでなかなか上手く漉すことができません。手順を間違えるとすごく時間がかかります

⑤砂糖とクエン酸を混ぜて砂糖が溶けるまで少し加熱します

この手順で最後です。砂糖とクエン酸を入れて加熱します。クエン酸を入れるときれいな赤い色になります。砂糖が溶けたら出来上がりです。冷めるまで待って、容器に移し替えてください。

紫蘇ジュースの作り方で注意すること

紫蘇ジュースを作る時に注意するのは次の3つです。

・鍋のサイズ

・きちんと濾す

・保存容器にはしっかり冷ましてから入れる

一番はやっぱり作るときの鍋のサイズです。水2ℓと赤紫蘇とが入りきるサイズでないと作業がやりにくいです。以前に小さな鍋で無理やり作ったら案の定溢れて大変なことになりました。やはり鍋は大きめでないと作りにくいです。

あとはきちんと濾すことです。手順を間違えて作った時に適当に濾したら保存容器の底に小さな赤紫蘇が沈殿してしまい、飲むたびに赤紫蘇が舞い上がって残念な気持ちになったことがあります。

そして、保存容器に入れる時にはきちんと冷めた状態で入れるということです。量が多いので冷めにくいですが、中途半端な状態では発酵しやすくなったり、容器の種類によっては変形することもあります。

紫蘇ジュースの保存期間はどれくらい?

紫蘇ジュースの保存期間は手作りということもあるので、煮沸した瓶にきちんと蓋をして入れた場合で冷蔵庫保管で3ヶ月が目安です。冷蔵庫も開け閉めすることにより温度変化もあるので長期保存にはあまりむきません。季節ものと思って楽しみましょう!

強いて言うならペットボトルよりも瓶での保存が日持ちすると思われます。入れる時に水分が残っていると発酵やカビの原因となりやすいので、必ず乾かしてから使用することをおすすめします。また、事前に酢で洗ってから使用する人もおられるようです。

そして、3ヶ月以内くらいであっても白いカビが浮いていたり、刺激臭があれば飲むことはやめておきましょう。

常温保存は発酵しやすいのでおすすめできません。

紫蘇ジュースの飲み方

この赤紫蘇ジュースは原液となりますので、薄めて飲んでください。薄味が好きな人は原液1:水2くらいで割ってみてください。私は原液1:水1で飲んでいます。

また、水以外に炭酸水で割るととても美味しいです。他にも原液をヨーグルトにかけてみたり凍らしてアイスのようにして食べるのもおすすめです。

すごく簡単で材料費もそんなにはかからないと思いますので、夏の味を楽しんでみてもらえると嬉しいです。