セイタカアワダチソウで染めてみよう

草木染め

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この時期になるとセイタカアワダチソウの黄色い花があちこちでみかけられるようになりました。昔はこんなに黄色い道端や空き地をみることもなかったのに、すごい繁殖力です。

セイタカアワダチソウとは

元々はアメリカ原産の外来種です。日本では戦後に急激にその数を増やしました。今では「駆除する」という言葉が使われるほどで繁殖力が強いです。花が枯れたかと思いきや、地下では次の春に向けて準備をおこなっているため、地下に伸びている地下茎を取り除かない限りはまた勢いを取り戻してしまいます。

そしてセイタカアワダチソウは根っこから他の植物の成長を妨げる物質を出して、自分の勢力を拡大していきます。しかし、やがてその物質により自身も成長が妨げられてしまうようです。

セイタカアワダチソウで草木染め

そんなセイタカアワダチソウは草木染めの材料として使うと黄色のキレイな色に染まります。やっかいものとして取り扱われることも多いセイタカアワダチソウで染物をしてみませんか?

今回はセリアで購入したコットン100%の小さめバッグをきれいな黄色に染めてみました。お手軽にしたかったので、媒染にはみょうばんを利用しました。

一年経っても色あせていません

そもそもこの記事を書きかけたのはちょうど一年ほど前のこと。下書きのまま忘れてしまっていました。この一年はバッグに毎日お弁当を入れて通勤しています。

秋になってセイタカアワダチソウを見ると今年も染めたいなぁと思うようになりました。ただ、残念ながらバタバタしていて今年は染めることができないまま終わってしまいました。

そして、一年経ってもセイタカアワダチソウで染めたバッグは色あせることなく黄色を保っています。草木染めは色止めしたとしても薄くなりやすい気がしていましたが、そんなことはないのですね。

どこかに分量をメモしたと思うのでまた染め方を思い出して記事にしたいと思います。