アカメガシワの黒染め挑戦は焦げ茶の結果になりました

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今まで緑や茶色、水色やピンクや黄色などの草木染めをやってみました。そんな中で「そういえばまだ黒い色ってやったことなかったな」と思い、黒い色もおもしろそうだなと思ったのが今回のきっかけです。アカメガシワは緑色の葉だったので、本当に黒染めに使う植物なのかと疑問に思ったというのもあります。結果、色としては焦げ茶色になりましたが、染める回数による色の違いや、色そのものの使い勝手のよさそうなところ、そして手に入りやすさからもこれからも取り入れたいなと思うものとなりました。

黒染めに挑戦してみた

今回黒染めに挑戦してみようと思いたち、アカメガシワで木綿糸を黒く染めてみることにしました。

そもそもアカメガシワでは真っ黒にならないと分かっていたけれど

実は調べてみて、アカメガシワ単体では真っ黒にはならないということが分かりました。
ですが、どの程度黒に近づくのかを知りたいと思ったのと同時に、同じ黒でも青っぽい黒や赤っぽい黒など違いがあるだろうと思って実験も兼ねて染めはじめてみました。

アカメガシワという染材について

最近私は植物を見るたびに、「この植物はどんな色に染めることができるのだろう」と考えるようになりました。

そんな中、いつも散歩しているコースに同じ植物がたくさん生えていることに気が付いたのです。
調べてみると「アカメガシワ」という種類でした。
河原や道端に気が付くと生えてきていて、しばらくすると成長が早いこともあってか刈り取られてしまう存在です。

アカメガシワは乾燥させて保存ができそうだったので、刈り取られる前に乾燥保存することにしました。

気が付いてないだけで身近にある植物

アカメガシワという植物を知ると、いたるところに生えていることに気が付きました。
公園にも、商業施設の駐車場にも、山にも道路にも、河原にもです。

そして、種類的に草だと思っていたのにだんだんと木になっていくのを見て、実は木だったのだと気が付いたのです。

木になってしまうと、後から切るのは大変だから早めに刈り取ってしまうのだろうとも思いました。

単体で染めるとどんな色?

アカメガシワは黄茶、茶、黒などに染めることができる植物です。
媒染液の違いで出来上がりの色に違いが出てきます。

染める回数を変えて実験(1回・3回)

今回染める回数を変えると黒に近づくのかという実験をしてみることにしました。
一回一通り染めたら乾かして、一週間後に2回目、さらに一週間後に3回目を染めるというやり方です。

最初からそのつもりで糸を同時に2かせ染めてみていたらよかったのですが、一回目を完全に乾かしてから回数をさらに重ねたら黒っぽくなるのかな?と思いつきました。

なので、一回目と3回目まで染めたものの濃さが完全に同一のものとならなかったのは反省すべき点となりました。

1回目ですでに濃く染まった理由

1回だけ染めた糸がかなり濃く出来上がってしまいました。
次に染めた糸は、1回だけのものよりも1回目の時に濃くならなかったのです。

これは、草木染めあるあるのその時々によって色味が変わってくるということのほかに、媒染剤が手作りのものだったため量の調整がうまくできず、たくさん入れてしまったのかもしれないということがあります。

2回目・3回目を重ねても、思ったほど濃くはならなかった

このように実験といいながら、条件が違う部分が出てしまったからか、2回目・3回目と染める回数を重ねても思ったほど濃くはなりませんでした。
最終的にはちょっと多めに媒染剤を入れてみたりもしましたが、大きな効果を感じませんでした。

結果:黒には届かず焦げ茶に

どれほど黒に近づくのかという私の思惑とははずれ、できあがった糸は焦げ茶になりました。どことなくアカメガシワの赤の部分を感じる赤みを帯びた色です。

1回目と3回目の色を比べてみる

1回目と3回目の色を比べてみると、たしかに回数を重ねたほうが濃い色へと染まりました。
しかし、黒とはちょっと言えません。
途中の工程ではグレーっぽく見えていても、最終的に完全に乾かすとなぜだか焦げ茶になっていたのでした。

草木染めゆえの再現性の難しさと次への課題

草木染めは、自然由来のためか同じ色を出すのが難しいです。
そのような一点もの、その時々の状態により変わるものというのが「唯一」ということでいい部分でもあるのですが、同時に作業していないと色の比較などはかなり難しいなと思いました。

次に比べてみるときには、最初から1かせではなく2かせ以上を同時に染めて比較することが大事だなと考えています。

黒染めの一般的な方法と、次に試したいこと

黒染めをする際には、複数の染材を組み合わせて煮出して黒に近づけたり複数の染材を重ね染めしていき、黒に近づけるという方法があります。
中でも、藍で下染めをしてから染めて黒にするというのが現代人が思い浮かべる黒に近くなるようです。

複数の染材を組み合わせて黒に近づけるらしい

藍の扱いが家庭ではなかなか難しい気がしているので、私の場合だと複数の染材を組み合わせて黒に近づけるという方法ができそうかなと思っています。

候補はヤシャブシ、でも今の地域では見かけない悩み

一番の候補はヤシャブシで、以前は近くにたくさんあっていくらでも手に入るものでした。
しかし、引っ越しをしてからはほとんど見かけることがなくなりました。

実家に帰った時にもらって帰るのが一番いいのかなと考えているところです。

この焦げ茶、色々応用できそうな予感

アカメガシワは黒ではありませんでしたが、この焦げ茶は普段使いによさそうな色で糸を染める以外にも使えそうな予感がしています。

たとえばこの色ならばTシャツやシャツなどを染めるのにもよさそうですし、いつかやりたいと思っている型染めにも使うと、落ち着いたいい作品ができそうです。

なにより、大量に手に入りやすい染材なので、大型のものも染めることができそうなのが一番良いところだと思っています。

この糸で作ったシュシュ

今回木綿糸を染めたので、この糸でシュシュをつくりました。1回だけ染めた糸のシュシュはもう完成していますが、3回目まで染めたシュシュはまだこれから作成しようと思っています。

完成した一点ものの紹介

草木染めで染めた糸をシュシュにしたものは手作りのためすべて一点ものといえるのですが、それらを少しずつおすそ分けできたらとショップに出すことにしました。

私自身もその時々の気分によって使いわけているシュシュたちです。

minneショップのご案内

よろしければのぞいてみてください。
この記事で紹介した染めの糸を使ったシュシュは、minneのショップにて販売しています。
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季節を感じることができる草木染めはまだまだやりたいことだらけ

春夏秋冬とその季節だからこそ染めることができる草木染めは、やりたいことが次から次へとでてきています。
でもそれによって、季節を感じることができていて、以前忙しく働いていた時には感じることのできなかった自然を満喫できているのでとても充実しています。

次はヤシャブシも探したいですし、型染めもしたいですし、クサギもドングリももう少ししたらシーズンになるので待ち遠しく感じています。

まだまだ試行錯誤しているところですが、これからも少しずつ作品をつくっていきたいと思っています。

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